サピックス自己紹介はむずかしい？ | オワコン父さんはまだまだ死なない

どうもオワコン父さんです。

学校も塾も休講中かつ仕事もリモートワークで、いまだかつてない親子のふれあい。

子供にとってみれば、パパがいると勉強時間が長いとか、厳しいとか、だんだん不満が高まってますが、わからない問題を徹底的に潰し込み理解し引き出しを増やす感覚は出てきているようで何よりです。

夫婦では、ぼんやりしていた受験校についての会話の頻度が高くなってきており、５年生までの強気なイメージから一転して、なんとかして楽しい学生生活を送ってほしいなという親心も出てくる緊張感の高まり始める時期ですね。

サピックスでは、定番の有名中学入試問題集を見ながら問題の傾向や配点パターンなどで子供にハマりそうな学校とぜーったい無理だなと思う学校を思いながらHPの詳細な受験要領を見ると結構な割合で面接が多いなぁと思いました。

某付属中学では、面接で半分以上落とされることについて、数年前に某掲示板でかなり論争になっていましたが、何気なしに「１分間で自己紹介して見てよ」と聞いて見たところ、おいおい幼稚園生から変わってねぇじゃねぇかと突っ込んでしました（笑）。

何を伝えたいかと言いますと、これは私の部下や新入社員達にも指導していることですが、「伝えたいことを構造化して伝える」ためには訓練が必要であるということです。

例えば、会社などで部下からの報告された際に「要するになんなの？」という発言をされることがあるのではないでしょうか。

お子さまの場合ですと、

親「今日のサピの社会は何を学んだの？」

子供「江戸時代でさ、徳川家康が○○で、家光が□□で、吉宗が△△でさ、すごいケチなんだよ、パパ知ってる？そんでさ、・・・・・」

親「そうか。で？」

ありますよね。

理想は

親「今日のサピの社会は、何を学んだの？」

子供「今日は江戸時代についての授業だったよ。一代将軍家康から八代将軍吉宗までの期間で、それぞれの将軍の頃の政治や生活について学んだよ」

親「そうか。江戸時代の前半〜中盤にかけてだね。じゃあ、各将軍の頃の政策にどんな特徴があって、なぜそのような政策を実施したのか簡単に教えてよ」

とまぁこれで一気に授業の復習ができてしますわけですよね。

おそらくですが、いまできていなくても、受験時にはこのような会話が成立してないとまずい状態なんですよね。

国語の記述や自由作文、算数の考え方を記載させる問題など、構造化して伝える力は受検の上位校では求められてしまいます。

また、どんな些細なとこからでも膨らませたり、エピソードを簡潔に話したり、いきなりできようにはならないので、この親子の時間の有り余るいまから始めることを強くおすすめします。

このような論理的思考や構造化思考を地頭が良いという人もいますが、この能力は、訓練で身につきます。とにかく考え方を教えてアウトプットをすれば、感覚的で申し訳ないですがお子さまならば３ヶ月で大幅な改善が見込めると思います。

お題は、

あなたの長所がわかるように自己紹介を一分でしてください。

小学校の６年間で印象に残っているエピソードを一つ話してください。

今まで受験以外で頑張ったこともしくは特技と言えることを一つ教えてください。

なんか入社試験対策見たいですが、本質は同じです。

家族の食事の会話のネタにでもしていただけると幸いです。

過去記事

サピックス何気に自己紹介って難しい？