どうもオワコン父さんです。
GWも明けて、サピックス でもZOOM授業が開始されるなど、社会活動もそうですが少しずつ前向きな話が出てきましたね。
東京でも567の感染者数が低位で推移していることもあり、6月には対面授業が開始されると可能性が高いですが、そこに合わせてすっかり定着してしまった自宅学習スタイルも少しずつ調整していく必要性がありあそうです。
さて、今年の6年生にとっては、これまでの受験史にない状況で、非常に家庭でも不安が高まっていると思いますが、オンライン学校説明会などもはじまっている中で、我が家では一番気になっている第二の広尾学園である広尾学園小石川校の詳報が入ってきましたので、ご紹介しようと思います。
以前の記事にも掲載しましたが、もともと2018年に提携した村田学園が、そのまま広尾学園小石川として開校するということになります。
実は、村田学園は、提携前に中学入学を停止し、校長を広尾学園から受け入れるなど、企業でいうところの実質買収的な動きが少しずつありました。おそらく、この計画は何年も前から計画されていたのでしょう。
今回開校の目的は、基本的には広尾学園のエリア的な補完に位置づけられており、基本的には現・広尾学園と同じシステムで運営していくことが、インタビュー等で語られております。
今回は、実際にそのインタビューにて受験日程の考え方やコース編成などが開示されておりましたので、気になっている方々へ共有したいと思います。
*以下記載については、現・広尾学園を広広、広尾学園小石川を広小と略記載します。
募集コース(クラス編成)・募集定員について
広広 医進・サイエンス(35名)/本科(120名)/インターナショナル(45名) の3コース編成
広小 本科(40名)/インターナショナル(80名:AG SG合算) の2コース編成
つまり、一般枠が本科40、インターSG40名、インターAG40名という位置づけになると考えていいと思います。
かなり、広尾の特色であるインターコースに重きを置かれたコース編成かと思われます。
どうやら、当初3年間に限定して高校入試を実施するようです。従いまして、来年入学される生徒は中高一貫として教育していく方針のようです。
受験日程について
現・広尾学園との併願を可能にできるように、同じ日程にはしない
つまり、現・広尾学園の日程は
2月1日午前 本科
2月1日午後 本科・SG
2月2日午後 医進+AG
2月5日午前 本科・SG
になります。
おそらく、2月2日午前か2月3日に持ってくる可能性が高いと思われます。
新しく広尾学園小石川の校長となる現村田学園の校長は、もと広尾学園の教頭の松尾廣茂さんが担うようですが、元々数学の先生で、広尾学園の教育の特徴の一つであります反転教育を構築してきた一人と言われております。インタビューでは、これを全クラスで行う旨を発言しており、反転教育の全校実施日本でははじめての試みになるそうです。
*反転教育とは
基本的な定理や定義などは、オンライン教材などを使って自宅学習を行い、授業では応用問題に向き合い、議論や別解を考えるなど論理的思考能力を高める教育(実際の授業はアクティブラーニングなどに近い様子)
いや〜ワクワクしますね!
なお説明会などは下記の通りです。
http://murata.ac.jp/hs/koishikawa/junior/
選択肢としてみるのもいいのではと思います。
以下は過去記事リンク
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