幼少期の習い事からサピックス入塾までの準備

相変わらずオワコンの業界に勤めているオワコンバ父さんです。

今日は、サピックスに入るまでのことについて記事にしたいと思います。

まず、受験を考えられる1年生〜3年生までのお子さまを持つ親御さんにお伝えしなければならないのが、サピックスの入室テストで晴れて合格し、クラスの通知がありますが、大きな確率で最初のクラスをウロウロすることになると思います。

(例外もありますが、統計学的な見地でかなりレアケースになると思います。現に私の娘はアルファ3で入塾して、その辺りを上下1クラスくらいでウロウロしております。)

これは、何を意味するのかということですが、結局は受験という目標設定に対して、親御さんがある程度戦略立案しており、そのような方々の意識は非常に高く、入ってからもみんなが頑張るのでその差が埋まらないというのが現実です。

ごく稀に、5年の終わりから初めて開成に合格しましたみたいな子供もおりますが、異例中の異例という認識を持ちましょう。

あくまでIQが130以上あるギフト的な子供ではなく一般の能を持った子供がマジョリティということが前提になります。

まず幼少期ですが、文学系の習い事を検討されると思います。

そろばん、公文、七田式、花まる、、、、

この中で、高い確率で役に立つのが公文です。

なぜなら、最終的に受験をターゲットにした場合には、それまでの貯金をある程度もって進めるというのは大きなアドバンテージになります。

また、中学受験のテストを想定したときには、3年生の3学期には中学生レベルに突入していなければ意味がありません。

年長や小学校1年生頃から開始して、受験前に中学校分野の高い確率で進めるのは、間違いなく公文になります。

公文は、1年生から始めて、一日10枚のノルマをこなしていけば、2年生の終わりには中学分野に突入します。新4年開講のタイミングでは、中学レベルの最後の方まで進めるでしょう。

一方、そろばんは、受験で使えるレベルは1級になります。

年長や小1から始めても、相当頭の良い子でなければ小3までに1級は難しいです。おそらく準2級あたりでつまづくことになります。このレベル感は受験では使い物になりません。

ちなみに、七田式や花まるは論外です。受験というカテゴリーでは意味は全くないです。

花まるでは、「補助線が引けるように」というような触れ込みで授業やシンクシンクというアプリを出しており、周りは結構ブームでやりこんでいましたが、全く効果は見えません。

(ただ、そもそもその辺りの勘所や引けちゃうこはいて、そういう特殊能力を持っている子供を見つけるには適した場所かもしれませんね)

ちなみに、我が子は花まる+そろばんというコンビネーションでしたが、振り返ると結構真面目にやってましたが、「受験という中では意味がなかった」と思います。

ただし、勉強するという意識づけや子供らしい子供を育てるという部分では体験としてよかったと思っております。

あと、読書はマストです。幼稚園時代から読書はクセづけましょう。圧倒的に国語で差が出ます。うちのこは、活字病で、区立図書館の本をほぼ制覇するくらい読んでました。これは、文章処理スピードに大きく影響します。

ただし、注意が必要です。

ただ読書させるだとダメで、3年生以降は、だんだんと精読したり、読んだ本の容姿をまとめたり、読んだ本についてディスカッションしたりしないとアウトプット能力が上がらないので、最終記述問題で苦労します。

普段からなぜ?なぜ?なぜ?ということを問いかけ、自分の言葉で話するような訓練は必要です。

今日は、幼少〜受験塾入塾準備前までについて書かせていただきました。

次回は、受験塾のテストを受ける前の準備について記載したいと思います。

では。

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