皆さんこんにちは。オワコン父さんです。
前回の記事で、算数の復習の仕方についての考え方をお伝えさせていただきました。今回の記事では実際にノートの作成事例をお示ししたいと思います。
まずダメなノートの事例です。
このノートどこがいけないのか分かりますか?
答えは正解ですが、子供がどのように考えて解いたのかが全くわからないのがわかると思います。
親が子供に勉強しなさいと言って、問題を解かせ、丸つけをさせるとおそらくこのようなノートになることが非常に多いと思います。
受験ではヌケモレがあってはなりません。すべての単元でしっかりした理解が求められます。
従いまして授業の復習では、考え方やそのプロセスを確認することが最も重要なことなのです。
では、次に正しいノートの見本です。
こちらのノートでは、どのような思考を辿ったのかが一目瞭然です。
もし間違えてしまったとしても考え方が間違ったのかそれとも単なる計算ミスなのかすぐに確認することができます。
ノートの整理とは関係は無いですが、算数でいつも凡ミスをするなど悩まれている方はいっぱいいらっしゃるでしょう。
算数のミスの多くは
①聞かれたことに回答できていない
例えばりんごの数を聞かれているのにみかんの数を答えてしまう
AB:BCはいくらかと聞かれているのに逆で答えてしまう
②単位を間違える
メートルで聞かれているのにセンチメートルで答える
秒速を聞かれているのに時速で答える
③筆算の写し間違い(計算ミス)
ミスの多くはこの3つがほとんどを占めます
したがって算数の問題を解くときは
①聞かれている箇所に線を引く
次の問題へ行く前に
②解き終わったら単位を確認する
③筆算の写し間違えが無いか確認する
この3つのルーティーンを基礎トレ、復習の際に繰り返していくことでミスは劇的に少なくなっていきます。
マンスリーテストやクラス分けテストの直前にこの3つの注意を囁いてあげるだけでもかなり効果があると思います。
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