こんにちはオワコン父さんです。
前のブログでサピックスのクラス分けの構造についてお話しましたが、じゃあ第二ブロックで上位を目指すにはどうすればいいの?というお話をしていきたいと思います。
サピックスでの第二ブロックとはアルファベット上位2クラスとアルファ2、3になります。
新4年生からスタートして5年夏前まえこの辺りをうろうろしているということは、勉強のリズムは作れているのだと思います。一番多い悩みは、算数もしくわ算数の点数が上がらない状態が多いのではないでしょうか。
勉強は 質×量とお話してきており、量については前回お話したので今日は質について重点的に解説します。
この原因は非常に簡単で、いわゆるロジックという概念が理解できていないのです。
原因は簡単でも、やるのは難しいですよね。
ロジック構築=地頭と言う人もいますが、受験や世の中で通用するレベル感は訓練でどうにでも克服できます。
算数の勉強を例に挙げてみましょう。
例えば、毎朝の基礎トレのノートを見返してみてください。
①ノートがマルバツをつけて赤字で答えを書いて終わっている
②問題ごとの回答欄が計算式や筆算しか書いてない
このようなノートの場合は非常に危険です。高い確率で算数の成績が落ちていきます。
問題は2つあります
*物事を文章で説明する訓練ができていない
*なぜ間違えたのか?原理原則のなにを理解していないのか?どうすれば二度と同じ間違えをしないのか?という考察ができていないのです。
この部分を親がしっかりと見極めて軌道修正していくことが求められます。 子供だけでは無理です。
例えば日々の復習する場合、解いて丸付けして直してという子供任せにしていませんでしょうか?
大事なのは、問題一つ一つをどのような思考で解き、間違った場合にはどのプロセスで間違えたのかを毎回明確にする必要があります。
そのためにも算数においてはプロセスを記載することが極めて重要になります。
じゃあどうすればいいのか?
結論から言いますと下記がお勧めです。
復習は3周
1周目 さっと解いてわからない問題は解説丸ごと書き写す。
ここで大事なのは書き写した内容をしっかり理解をするっていうことが重要になります。
2週目は自力で解いてみる。その際解法をきっちりノートに再現することが重要です。ここで解けなかった問題は印をつけておく。また間違えたのか原因を記載することを徹底してください。
3週目は、印をつけた問題を自力で解いてみる。
このループを繰り返していけば算数を解く際にAだからB、BだからCのような算数にロジック構築が身についていきます。
算数は当然閃きも重要ですが、閃く人は膨大な引き出しを持っていることを理解しておかなければなりません。
今日は算数を中心にお話しをしましたが、基本的な考え方は国語社会理科でも変わりません。
親がしっかり子供に関わってあげることで問題で問われている原理原則この真因に迫っていくことがとても重要なことになります。
サピックスのカリキュラムでは各単元が何度も登場するスパイラルなカリキュラムになっています。
サピックスのカリキュラムでは各単元が何度も登場するスパイラルなカリキュラムになっています。したがって4年生の子余裕のあるうちにしっかりとその考え方を定着させることがコツです。
次回以降の記事では正しい算数の復習ノートの書き方について実際のノートを掲載し解説していきたいと思います。
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